JK1UVL 保坂です。
ここ10年ほど、ほとんどコンテストにしかQRVしていないのですが、
そのせいもあって、QSLが相当数未発行状態。
もっとも、コンテストでのQSOでどこまでQSLを発行するかという問題はありますが、
それでも、最近、コンテスト中に
「○○の時のQSLをいただいていません・・」とご指摘を受けることも多く、
まずは不良債権を解消しないと、この先、安心して通常QSOが出来ない気がしてきました。
滞っていたQSLを発行するには、まずは環境整備から。
コンテストのログは各PCやHDDの中に散逸しているし、
しかも一部、紙ベースのログもあるし。
コンテストでのログをまとめる事を考えると
やっぱり、HAMLOGに入れるのが便利かなぁと、今月のCQ誌を見ながら逡巡。
10年以上前、DOS機でコンテストロギングしていたときは、
HAMLOGのDOS版にログをまとめており、フロッピーにバックアップを取っていました。
このデータもあるし、再び、HAMLOGを活用することに決めました。
個人的には、HAMLOGはユーザーの皆さんが、1stQSOでいきなり
「ホサカさん、はじめまして」というのが嫌で(10数年前に一応、ユーザー登録しているので・・)
敬遠していたのですが、便利さには勝てません。
というわけで、初めてWin版のHAMLOGをインストール。
ラベルが剥がれ掛けたフロッピーを引っ張り出し、
埃を被っていたUSB接続のFDDを繋ぎます。
FD1枚に6000局しかデータが取れなかった時代のバックアップディスクです。
FDの最後の更新日は2003年11月、約8年半前のこと。
2枚分をエディタで結合して、HAMLOGに、txtファイルとして読み込ませます。
展開して出てきたのは、1995年のALL JAから2003年の東京CWコンテストまで、
約1万1千QSO分のログ。
当時は、ちゃんと自分でカードの受領チェックも行っており、
クラブ局などは学校名や企業名を改めて入力していた痕跡が残っておりました。
一体、この中でどれくらいの局が今も免許を維持し、QRVしているのでしょうか・・。
しかしまあ、まずは、やっとこれでHAMLOGの下地ができました。
ほぼ10年ぶりのHAMLOGです。
このあと8年分のコンテストデータを結合し、
紙ログを入力し、QSLを発行するまでの道のりはまだまだ・・・